監修

「社会的妥協」を、
遊びの中の療育に。

アバタースクールは、発達障害の臨床に長年たずさわってきた医学博士・平岩幹男先生の監修のもとで設計されています。先生が習得を推奨する「社会的妥協(ソーシャル・コンプロマイズ)」の考え方を土台にしています。

監修者・平岩幹男先生の写真

平岩 幹男(ひらいわ みきお)

医学博士/小児科医

発達障害(神経発達症)の臨床に半世紀にわたって携わり、自閉スペクトラム症、ADHD、発達性協調運動症、発達性読み書き障害などを抱えた子どもたちとかかわってきました。子どもたちへのライフスキルトレーニングを提唱しています。著書・論文多数。

  • 1976年 東京大学医学部医学科 卒業
  • 三井記念病院 小児科、帝京大学医学部 小児科 助手〜講師
  • 1992年 戸田市立健康管理センター 母子保健課長〜参事・健康推進室長
  • 2004〜2020年 東京大学医学部・大学院 非常勤講師
  • 2009年 Rabbit Developmental Research 開設(代表)
  • 2012〜2019年 国立成育医療研究センター 理事

専門領域:発達障害(自閉症)・乳幼児健診・思春期医学 ほか

監修者メッセージ

子どもたちが社会で過ごしていくうえで、「謝りたくないけれど謝る」「やりたくないけれどやる」といった、まわりと折り合いをつける力が必要になる場面はとても多くあります。私はこれを「社会的妥協(ソーシャル・コンプロマイズ)」と呼んでいます。

あいさつをする、順番を待つ、負けたときに「まあいいか」と認める、困ったときに「助けてください」と言える――こうした力は、叱って身につくものではありません。適切な行動ができたらほめる、不適切な行動をがまんできたらほめる。この積み重ねでこそ、子どもは自分から動けるようになっていきます。

とはいえ、自分のままでは恥ずかしくて言えない、という子も少なくありません。そんなとき、うさぎ・くま・犬・羊・パンダといった動物に「なりきる」ことで、すんなり言葉が出せるようになることがよくあります。アバタースクールは、この「なりきり」を遊びの中に取り入れ、社会的妥協の練習を自然にできるようにした取り組みです。一人でも多くの子どもたちの役に立つことを願っています。

― 医学博士 平岩幹男(アバタースクール監修)

平岩先生の解説動画

平岩幹男先生による、アバターを使った「社会的妥協」のトレーニング

監修コンセプト「社会的妥協」とは

先生が習得を推奨する考え方を、アバタースクールはこう実装しています。

🙅叱らずに、ほめて増やす「できた」「がまんできた」をほめる。叱責ではなくポジティブなかかわりへ。
🐼なりきり(メタバース)動物アバターになりきれば、苦手なあいさつや言葉もすんなり出せる。
✋ヘルプサインの練習「助けてください」「困っています」を、遊びの中で口から出す練習に。
🤝「まあいいか」と負けを認める勝ち負けのある遊びで、すんなり妥協できたらその場でほめる。

▶ 「社会的妥協」をくわしく読む(解説まんが)

平岩先生の著書を紹介します

平岩先生の著書は他にも多数あります。

こどもの発達障害:僕はこう診てきた 講談社:2025の表紙

こどもの発達障害:僕はこう診てきた 講談社:2025

本書では、発達障害をめぐる現状をつまびらかにしつつ、課題や将来の方向性について概説しています。

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小中学生のライフスキルトレーニング 合同出版:2022の表紙

小中学生のライフスキルトレーニング 合同出版:2022

本書では、自立への第一歩を踏み出すこの時期に取り組みたい「コミュニケーション」「社会生活」「学習・運動」のライフスキルトレーニングをまとめました。

ご購入はこちら

「遊ぶだけ」を、療育の時間に。

監修の考え方を、教室の毎日にどう取り入れるか。資料と動画でご紹介します。